人生は「再起動」できる。複雑性PTSDとともに生きるということ
人生は、壊れたあとからでも再起動できました。
これは、うつ病と複雑性PTSD・PMDDでボロボロになった私が、もう一度生き直している途中の記録です。
「人生終わりだ」
そう思ったことはありませんか。
私も、何度もそう感じてきました。その中で多くの絶望を味わい、
暗闇の中、やみくもに動いてきました。
その暗闇の中で、見えた微かな光を掴みながら今、人生を再起動し始めています。
虐待サバイバーにとって、環境から離れた後の生活は決して楽園ではありません。
けれど、そこには決定的な違いがあります。
そこにはもう、あなたを傷つける人はいないということです。
私は複雑性PTSDと重度のうつ病、PMDD(月経前不快気分障害)を抱えながら生きています。後ろを向いてしまうことも多いですが、それでも生きていくと決めました。
今回は、同じように苦しんできた方へ向けて、
人生を再起動させるための実践的なヒントをお伝えします。
脳の「逆転現象」を知る
「幸せになるのが怖い」
「平和だと落ち着かない」
そんな感覚を持ったことはありませんか。
それは、あなたの性格の問題ではありません。
脳の仕組みが関係しています。
安心できる時間がほとんどない環境で育つと、脳は次第に
と認識するようになります。
その結果、安全な環境にいても、無意識に不安や危険な方向へ進もうとすることがあります。
これが、いわば「逆転現象」です。
この仕組みを知るだけでも
と、少し客観視できるようになります。
今でも、私はこの「逆転現象」に苦しめられています。でも、逆転現象だとわかった今、こういうことにしています。
萎縮した海馬は「AI」で補える
虐待などの強いストレスにさらされると、
記憶を司る脳の部位である「海馬」が萎縮することがあります。
その影響で、忘れっぽくなったり、集中力が続かなかったりする人も少なくありません。
私がまさにその典型的な例といえます。
いつも約束の日にちを忘れてしまう。
さっきまで勉強していたはずなのに思い出せない。。。
けれど、現代には強い味方があります。
それが AI です。
これを繰り返すことで、記憶の補助だけでなく、自分の思考や行動の傾向まで見えてきます。
さらに、制度や支援についてAIに尋ねることで、知らなかった選択肢に出会い、「まだ生きてみよう」と思える瞬間が生まれることもあります。
これは私自身が実感していることです。
「言葉の変換」で世界は少しやさしくなる
誰かに声をかけるとき、そして自分自身に語りかけるとき。
言葉は想像以上に心に影響します。
たとえば、
同じ思いでも、受け取り方はまったく変わります。
自分に対しても同じです。
「何もできなかった」と責める代わりに、
「整える時間を持てた」と言い換えてみる。
たとえ10分でも、30分でも、
やろうと思えたこと自体が立派な一歩です。
私は自分を否定し続ける傾向にあるからこそ、それが本心でなくても口に出しています。そうすることで、「あれ?ちょっとこの考え方おかしい?」
そう、気づくことがあるんです。
できなかったことより、
できたことにも目を向けていきたいなと思っています。
治療のゴールは「完治」だけではない
トラウマ治療と聞くと、過去をすべて掘り起こさなければならないと思われがちです。
けれど、必ずしもそうではありません。
そんな選択肢もあります。
病気を消し去ることよりも、
ともに生きていく方法を見つけることが大切な場合もあるのです。
一人暮らしは「一人」でやるものではない
病気を抱えながらの生活は、決して楽ではありません。
けれど、すべてを一人で背負う必要もありません。
頼れるものは、使っていいのです。
できないことがあっても、
それは弱さではありません。
支え合いながら生きる選択です。
今は多くの支援、制度が整えられています。
もちろん、いる場所によってはなかなか受けられないこともあります。
でも、何か知らないかと調べてみると、
知らなかった事実をしることがあります。
調べた私を、今の私が褒めています。
変な言葉ですね。
「1秒」の積み重ねが未来をつくる
辛いとき、無理に前向きになる必要はありません。
大切なのは、
1日、1時間、1分、1秒を積み重ねること。
希望が見えなくなる瞬間は誰にでもあります。
それでも、確かに光は存在しています。
半歩でもいい。
少しずつでも、確実に変わっていきます。
私がそうだったように。
回復期の取扱説明書シリーズ
現在は「回復している途中を、どう崩さず過ごすか」をテーマに、連続シリーズを書いています。
・休んでいるのに苦しい
・「やりたい」が「やらなきゃ」に変わる
・回復しているのに崩れてしまう
そんな回復期特有の苦しさを、実体験ベースで整理しています。
AIと生活の実験室
こちらでは、AIを使った生活改善や発信活動の試行錯誤を記録しています。
私は長い間、AIを怖がっていました。
でも、少しずつ触れていく中で、生活管理や記録、発信活動など、さまざまな場面でAIが役立つことを知りました。
・AIを怖がっていた人間が今や毎日使っている
・AIで生活管理アプリを作ってみた
・欲しい機能は使い始めてから見えてくる
そんな「まずは試してみる」の記録を発信しています。






